みなさんのお悩み 頭痛について
こんにちは。
9月も下旬になり、いよいよ秋めいてきました。
今回はみなさんが一生のうちで1回は経験したことがあるであろう
「頭痛」について一緒にひも解いていきましょう。
まず、頭痛の特徴から3種類に分けることができます。
①偏頭痛
頭の片側に起こる頭痛で、ズキズキ、ガンガンと脈を打つような痛みです。
血行の促進により悪化するので、暗所で横になり、安静にしているのが1番良いとされます。
20代~40代の女性に多く見られる頭痛です。
②筋緊張性頭痛
肩こりや首の緊張からくる頭痛です。現代人に最も多い頭痛といえそうですね。
締め付けられるような頭痛が続きますが、仕事、日常生活が困難になるという事はないでしょう。
血行促進により改善しますので、運動やお風呂に入って温まるのが効果的です。
マッサージや鍼灸治療もおすすめです。
③群発性頭痛
激しい痛みが片側の目の奥に起こります。耐え難い痛みで、仕事や日常生活に支障をきたします。
はっきりとした原因は分かっていませんが、自律神経や目の周りの三叉神経が何らかの刺激を受けることにより
誘発されるようです。そのため頭痛と共に、涙や鼻水が止まらなくなるという特徴があります。
こちらは男性に多い頭痛です。
↑上記の頭痛は単発で起こるとは限らず、複数が併発して起こることもあるので注意が必要です。
また、頭痛には命に関わる危険なものもあるので
次のような症状が出た場合は一刻も早く病院に行きましょう。
*頭をバットで殴られたような痛み。
*手足が痺れてくる頭痛や吐き気を伴う
*突然の嘔吐、頭全体の重痛感
くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍などの可能性大。
よく「気圧の変化で頭が痛くなる」という方がいらっしゃいます。
体内の血管は”圧″で循環しているので、私たちの身体の周りの空気を作っている
″気圧″も密接に関係してきます。
低気圧はその字の通り、空気の圧が低い状態。
空気の流れが悪いので空がどんよりしていますね。
空気がその状態だと、身体の中を流れる血液も循環が悪くなります。
それにより
*身体が重い
*重頭痛
*首、肩こり
*むくみ
などが出やすくなったりするのですね。
上記の症状でお悩みの方はぜひ当院にご相談下さい。
お身体全体の状態を診て最適な治療を提案いたします。
中でも鍼灸はこのような症状が得意分野です。ご興味のある方はお声がけください。
ちなみに、一年の中で最も気圧が低くなるのが6~7月。
最も高いのは11月だそうです。
血圧からくる症状は運動によって改善されることもあるので、
この秋からは運動を取り入れてみてもいいかもしれませんね。
依田美智瑠