【足のお勉強④】足はヒトの年輪
足には距骨、踵骨、舟状骨、立方骨、第1~第3楔状骨、第1~第5中足骨、第1~第5基節骨、第2~第5中節骨、第1~第5末節骨、2つの種子骨と実に29個の骨が密集しております。全身の骨が約200個(個人差あり)と言われますから、いかに足にはたくさんの骨が集中しているかがわかります。
骨が多いと言うことは関節が多く、不規則な地面に対応してきた片鱗がうかがえます。その豊富な関節で形状を自由に変化させることに成功したのです。
しかし自由自在も一度コントロールを失えば点でバラバラになりかねません、すなわち、足に変形性の疾患が頻発したり、その方のからだの使い方、バランスのとり方を克明に私たちに教えてくれる年輪のような場所なのです。
私たちが、足に注目し多くの診断において足の形状を参考にすることはこんな理由もあるのです。