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【足のお勉強⑥】冷え症と筋肉ポンプ

筋肉には「形状安定」、「運動」以外にも大変重要な仕事と効果が数多く分かっています。その中でも足の悩みの常連「冷え症」を訴える方のほとんどが、筋肉の弱体化を併発しております。筋肉の運動とは、その強力な収縮力で血液を吸い込み、吐き出しています。いわば血液ポンプの役目です。

日常生活で常に足は心臓から程遠く体の中でも一番低いところに追いやられています。したがって、足に降りてきた血液は重力に逆らって体幹に戻ることを余儀なくされます。この搬送役も筋肉の運動なのです。おかげで足は、むくまず、血流を維持でき極端な低体温を防げるのです。

強い寒さを感じガタガタと震える経験をした方も多いとおもいます。これは低体温を防ぐために体が(自律神経)「筋肉よ運動せよ!」と命令を出しているのです。(振るえ産熱)すなわち筋肉の運動はとても効率の良い発熱手段なのです。

寒さ冷たさのあまり、厚い靴下を履いている方がいらっしゃいます。時には2枚3枚重ねて履いてらっしゃる方もあります。これも程度の問題はありますが、足底神経への刺激を妨害したり、足の指の運動に支障をきたすほどの圧迫では、むしろ逆効果かもしれません。

人体の一部分でも血流が滞ると、人の体は、更に心臓や血管に「もっと血液を押し出せ!」と、より過酷な血液排出命令を出し血管や心臓にストレスを与えます。結果、高血圧症、心臓疾患、脳血管障害など循環器障害の引き金になると言われます。

幼少期に厚い靴下を履かせれば、当然足裏の感覚が未発達になります。一生懸命小さな足を動かし両方の足を擦り合わせているところを目にすると「歩く準備をしているのかな?」と微笑ましく思います。そんな足に覆いをしては、小さな足の努力も報われません。

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